頑張った!が聴けて嬉しかったので
最近ふたたび カメラの時間が取れるようになり
ますます、いろんな瞬間に心踊ります。
先日、携わる放課後等デイサービスに来ていた青年が高校卒業を迎えました。4月からだと思っていた一般企業への就職は予想外に卒業してすぐに就くことになり、「不安だ」と呟いていたのが気になって、仕事初めの日、彼に「行ってらっしゃい!」とエールを送りました。
新しい環境は、未知の世界。
だからこそ、そこに飛び込むことは成長も希望もあるとわかっていても怖いよね。不安だよね。どんなに励ましの言葉をもらっても不安は消えないよね。
日常で何気なく、目で見て、聴いているいろんな情報を、私たちは自分の心に落ちるように処理する生き物だけど、大きなことや小さなこと、たくさんのことやひとつのことを納得できるスピードや量は人それぞれであるから。
どれだけ自分自身に"頑張れ"って言い聞かせたんだろう。何十回、何百回と心で言い続けたんだろう。
そう思うと、「頑張れ」って言葉はもうお腹いっぱいで、すでに頑張ってるのに、頑張れてるのに。
必要ないよね。
そのかわりに行ってらっしゃい。と共に送った言葉は力まず、自分らしさを隠さずに。そんな想いを込めて。
「今日が良い一日になりますように」
そしてその夜、青年からのお返事が。
「初仕事終わりました。頑張った!」
うんうん✨頑張ったね!すごいね!!
お疲れ様!!
ここからがスタートで、これからいろんな出来事に悩んだり、立ち止まったりするだろうけども
私が思う"大人になる"はチャレンジして頑張るだけではなく、困ったことや悩みが起きた時、言葉や行動で示し、伝えることでもあると思うのです。
立ち止まってもいい。その出来事にどうしたらいいのか、納得して進めるように。
支え支えられてるのはみんな等しく同じ。
誰かが悩み立ち止まった時、一緒に考えれる社会が広がればいいなと思います。
ピュアな心で一つひとつに向き合う彼らに
仕事に対しての姿勢もそうですが、
何より人としての在り方と大切なものへの気づきを
いつも与えてもらってます。
頑張った!の返信が嬉しすぎて
つらつら書きました♬