チームワークはさまざま
若い頃クラブ活動やサークルを経験しつつも
チームワークとは？と深く考えることもなく
過ごしてきましたが
年齢を重ね、様々な仕事を通して
体験して感じたことを書きますね。
個々の役割を果たす
仕事においてどんな職業でも
個々の役割があるものですよね。
20代の頃は出来る人が他の業務のフォローをしても
結果オーライならそれでいいではないかとも思ってました。
その職種ではそれなりに自分に課せられた役割を
後回しにしてもリカバリーできる自信もあったりなんかで
自分の役割を一旦置いて、と周りを
フォローしたりもしてました。
でも総合的に見るとそれは
自分の役割を後回しにすることで
起こりうる損害を予測できていない状態。
本来の目的を見失った馴れ合いのチームワークでしか
なかったと今になって思います。
そして後でも出てきますが
ヘルプすることとサポートすることの違いを
ぼんやりとしか理解してなかった私。
本当の意味でのチームワークは
個々の役割を果たすことで生まれると
経験して学んだことでした。
共に成長してゆくこともチームワーク
自分の位置付けや承認欲求を満たすために
人より頑張ってしまいがちな人も
ある種チームワークを乱す要因にもなります。
"そこにある業務を全員で日々同じように達成すること"
が目的な場合において、
自分がすることに満足感や達成感で満たされる方は
あれもこれも自分でしてしまいます。
"私がやります。"
"私がやるので置いといてください"
自分がやります！いう自発的な行動や意思表示は
とても必要なではありますが
目的によっては、一人が独占し継続することが
他の人が目的を達成する過程を妨げになることも。
他の人は経験することも習得もできないままですよね。
何よりその人が居ない日は
目的を達成することが困難になります。
一番厄介なのは
経験や知識を共有せず自分の中に囲ってしまうこと。
"自分がやる"がいつしか
"自分にしかできない"に変わり、
"自分は仕事ができるから必要とされている"と
思考が変化する。
経験した作業ができているだけで
個人の能力や人間性を評価されているわけではないのに
いつしかそう思い込んでしまうところです。
そして"日々同じように業務を達成する"という
目的を達成しているわけではないことに気づけない。
チームワークとは一緒に働く人を信頼し共に経験し成長することでもあるのです。
ヘルプとサポートの違い
ヘルプとは"できない"を前提にして
代わりにしてあげる行為
サポートとはできる存在と認め見守り、
必要な時に手を貸す行為
言葉で表すと違いは明確ですが
意外と"ヘルプ"の行為に偏っている方が多いと思います。
ヘルプし続けると その先もずっとヘルプのままです。
サポートすることで
される側も成長できる上、サポートする側も
その見極め力を養えるようになり
ともに成長していける関係を築けるようになります。
また経験した違う事例を一つ。
勤めていた企業に
ましたが半年経たずして退職されたことがありました。
結果的に 受け入れ体制が整っていなかったことが
原因だと思っています。
彼を受け入れるにあたり、現場に情報も知識もないまま迎えてしまったこと。
どうサポートするのかはもちろん
ヘルプも必要としていることを
現場の携わる人は一部の人だけでなく
みんなが理解と共有をしなければ成り立ちません。
サポートだけでいけるだろうの思い込みや
知識の無さは 双方にとってより良い環境を作れずに
退職を迎えたのです。
青年をどうサポートし、どうヘルプしてゆくのか
この件ではその課題を通して
チームワークを育む時間だったのです。
チームワークはさまざまな成長を生み出す
チームワークと呼べるものは様々ありますが
どの目線においても
人との繋がりが前提にあり
そして共に成長することができる関係が
チームワークと呼べるのではないでしょうか。
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