"繋ぐ"のその先の物語
人不足に悩む飲食業界の社長と
調理での就職を求める青年
どちらも探しているフィールドは
居住地からしても交わることなかったけども
ああ。もしかしてこれはと
"繋がる"アンテナがピンと来た。
もしかして すごく素敵なことになるのではと
二人が出逢うまでを ほんの少しお手伝いすることに。
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元々、人を繋ぐことを生業としていたわけでは
ないけども、"繋がるアンテナ"がどうにか
人よりも傍受が良好のようで
誰かいい人知らないかな?と聞かれることが
多かった。
そしてああ、これはもしかして。の直感の時は大概が、小さなピースがパチリとはまるように繋がるのです。
とはいうものの、自分のことは
さっぱり働かないアンテナ。笑
あれれ。
だけども、まぁそれはそれで
知らずとも引き寄せてるものも
たくさんあるかなと思うこともあるのでいいのかな。
社長は一代で築き上げた会社は多忙で、朝も早い。
大きな釜と戦ったり、時間にも追われる作業も多い。
社長、齢七十を超えてもなおバリバリの現役。
フットワークは驚愕なほど軽快。
2箇所の工場を早朝から行き来し、食材も自ら運び入れる。
いつでも気軽に来ていいよと言われたものの
事前のオファーなしでは
社長に会える気がしない誰よりも働きもの。
そして周りの人を大切にする
優しいあたたかい人
青年、先天性の障がいと向き合いながら
自分の活き方と次のステージを模索中
一人暮らしを始めたところに
アクシデントもあったけど
思い描く未来の目標もある。
立ち止まってなどはいられない。
もしかしてアンテナがピピピ
私の中で
背中合わせで立ってるのに
お互い遠くに待ち人いないかと探してばかりで
振り返ったら ここにいたのか!!みたいな感覚で
きっとマッチするんだろうなーと
お逢いしてもらうことになりました。
結果的に◎♬でした。
「障がいがあろうとなかろうと
一生懸命してくれるならそれでいい」
そう言ってくれる社長。
「居住地からちょっと距離あるけど
頑張ってみます」とそれに応える青年。
後で聴いたお話だけども
社長には 若くして時間が
止まったままの息子さんがいてたらしくて
青年の一人暮らしを始めたのは
独りになりたかったからじゃなくて
ここからは私の想像なのだけども
もしも
もしかしたら
入社した青年が
社長の止まってしまった時間を
少しずつ動かしているのなら
社長のひととなりが
青年にあたたかい家族の温もりみたいな陽射しを
浴びせてくれているのなら
それは仕事や人員を得たこと以上に
価値のあるもの。
繋がる人と人
その先の物語。
そこに何か一つ
新たな希望が芽生えたならば
このアンテナの本望かな♬